近衛読書中隊

挙措において簡素 言語において細心 熱狂において慎重 絶望において堅忍  

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こんなに間が開けておいて閑話休題もないものだが、前のエントリで後宮大将について書いていて思い出した。若林東一にこういうエピソードがある。

若林は捕虜の英軍大尉を弾丸から護ってやるため、壕の中に退避させようとした。これを見て第一線にあったある将官が、「捕虜は退避させる必要は無い」と彼をたしなめるように言った。これを聞いた若林は「私には弾丸が当っても良いが、捕虜はそうはいきません」と、英軍大尉をかばうように壕の中へ退避させた。その将官は一言も無かったという。

この将官というのは支那派遣軍総参謀長だった後宮のことらしい。尤もその場に居たのではなく、後から若林の話を聞いて「捕虜を優遇するなどけしからん」と怒ったという説もあり、どっちが正しいのかは知らない。ちなみに同じ話を聞いた竹田宮殿下は「いい話だね」と喜ばれたそうだ。
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本日レニ・リーフェンシュタールの「意志の勝利」を見てきました。@渋谷シアターN。40年ほど前に「戦艦ポチョムキン」を見ているので、これでボルシェヴィーキとナチの双方のプロパガンダ映画を見たことになります。
映画館が小さいのでスクリーンが小さく、音声も酷いものでしたが、それでも出来栄えは素晴らしい。飛行機や飛行船からの撮影、クレーンやエレベータを使った上からの撮影など、金も手間もふんだんに使った映像と、ナチ的音楽が満載。ヴァーデンバイラー行進曲とホルストヴェッセルを初めてキチンと聞けました。
レニへのヒトラーのあまりの寵愛ぶりにゲッべルスが嫉妬して、撮影をさんざん妨害したという話を(多分マーザーで)読んだ覚えがあるのですが、この映画の完成版を見たゲッべルスは多分脱帽せざるをえなかったただろうと思います。
家に帰って調べてみると、映画の対象となったニュルンベルグ党大会が34年9月、「長いナイフの夜」はその2カ月前でした。従って、この映画に登場するSAの幕僚長はレームではなくルッツェ、そしてヒトラーは演説の中でレーム一派非難の発言をしていました。ちゃんとこの発言を収録しているレニも、収録を認めたヒトラーも(この時点では)なかなか立派なものです。
こういうのに弱いのは1930年代のドイツ人だけではなく、現代の某半島北半国家とか、某島国のSK学会とかも同じですね。みんな一人でいることが怖くて、何かに繋がりたがっているんでしょうね。いろいろ考えさせられる映画でした。

2009.08.06 21:56 URL | 予備役陸軍中佐 #- [ 編集 ]

いいですねえ、アンテナが良い感じで伸びてますね。私も今日で一つ懸案事項が片付いたので、ぼちぼちいろいろ見て、聞いて、やっていきたいですよ。

2009.08.08 16:23 URL | maroon_lance #su7LfdQk [ 編集 ]













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