近衛読書中隊

挙措において簡素 言語において細心 熱狂において慎重 絶望において堅忍  

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河辺虎四郎中将は富山出身の陸士24期。陸大は恩賜。支那事変勃発時の参本第二課長(戦争指導課長)であり、終戦時は参謀次長であった人物。ウ号作戦の河辺正三(まさかず)大将は実兄にあたる。

本書は、参謀次長時代の中将の日記と、その部分に対応した回想(戦後刊行された回想録より抜粋)を並べ、それに解説を加えるという構成になっている。

しかしこの解説が酷い。河邊虎四郎文書研究会には、軍事史家として名高い森松俊夫氏も名を連ねておられるのに、一体これはどうしたことだろう。私も、海軍の”良識派”やそれに追従する小説家が広めた海軍善玉・陸軍悪玉論は、全く噴飯ものだと思うが、しかし本書のようなピントはずれの批判もまたみっともないと思う。下手をすれば河辺中将を貶める結果となるのではないかとも心配する。ただ、本書に引用されている日記は防衛研究所所蔵で刊行されていないので、私にとっても有り難い。防衛研究所には、未刊行の(高級軍人たちの)日記類をぼちぼち吐き出していただきたいのだが・・・・


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