近衛読書中隊

挙措において簡素 言語において細心 熱狂において慎重 絶望において堅忍  

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光市の事件の公判や名古屋の女性会社員殺害事件などが重なり、死刑を巡る議論が紙上でもネット上でも活気を帯びています。幸いなことに今のところ、日本では死刑存続派が多数のようです。しかし、光市の事件の弁護団へのトンチンカンな攻撃を見てると、10年後果たしてどうなっているかなと、不安になります。昔の人も言うように無能な味方は有能な敵より遥かに厄介です。慰安婦問題のように自爆を重ねて※1、逆転されるようなことが起こらないとも限りません。この辺の層はかぶっている※2ように思いますし。
そこで、万が一死刑が廃止された場合、それに代わる刑として何が良いか、考えてみます。
1)終身刑
2)重労働
3)肉刑
3)は今のご時勢では無理でしょうし、2)も先の大戦の戦犯法廷では当たり前にあった刑でしたが、現在ではやや前時代的です。となると結局1)となりますか。

死刑廃止と終身刑導入の利点としては、
a.裁判官や刑務官の心理的負担が減る
特に前者によって、これまで死刑判決を受けていた連中は勿論、本来死刑でもおかしくないところを、ヘタレ裁判官のおかげで無期や30年の刑になっていた輩にも最高刑が科せられる可能性が出てきます。

b.自首が増える?
死刑が無くなる事によってあるいは出てくる犯罪者もいるかも知れません。

c.冤罪の場合、最低限取り返しのつかないことにはならない

欠点としては、
a.自首が減る?
利点と矛盾しますが、この前の名古屋の事件で1人が自首したことには、死刑の存在も関係しています。この男、自首したことによって罪が一等減じられる可能性が高いです。しかし報道による限り、自首した男の人間の屑度合は、他の二人と全然差が無さそうです。果たして死刑制度が無かったとして、この男は自首したでしょうか。

b.事件単体の凶悪化
事件の総数が増えるかどうかはともかく(減りはしないでしょうが)、死刑の廃止は確実に一部の人間の、凶悪事件への心理的ハードルを下げるでしょう。強盗が強盗殺人に、強姦殺人にと事件単体が凶悪化するケースが出てくると思います。勿論パラレルワールドでもない限り証明のしようは無いですが。逆に死刑がなくなったことによって、犯罪が抑止される例はあるでしょうか?私は(自分も含めて)日本人のモラルをあんまり信用出来ないんです。

利点のaは結構良い点だと思うのですが、欠点のbはもしそうなった場合、取り返しがつかないですから、難しいですね。

※1.最近の歴史問題に関する私の立場は、敢えて言うならサンケイとか作る会的立場にはI SAY NOです。じゃあしかし、逆転されて良かったのかというと、そこも難しいところで。ただ一応旧軍に関する本を読み漁ってる(だけだけど)身としては、軍は無関係と無邪気に言い切ることは出来ないです。
※2.ネットを見てるだけですが、慰安婦や沖縄問題に熱心な人には死刑廃止に熱心な人が多いような気がします。で、ミャンマーの民主化には熱心だけど、北朝鮮の拉致被害者には無関心。イラク戦争には反対。あくまで印象であって統計取ってるわけじゃないですが。そして上を全て逆にひっくり返したらネトウヨの出来上がりと。まあ今やネット上だけでなく、普通に雑誌上にも居ますがね。一番の笑いどころは矢張り、大東亜戦争は自衛戦争とか言いながら、イラク戦争に賛同するあたりでせうか。
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後任は福田さんが有力ということで、保守だか何だか知らんが発狂気味でおもろいでんな。
(無自覚に)ダブルスタンダードを駆使し、自分に都合のよい情報ばかり信じ、
実証よりこうであって欲しいという希望的観測を優先し、
自分と意見を違える人間にレッテルを貼って罵倒。
自分らがこれまでさんざんぱら、プロ市民だ何だと嘲弄してきた左翼と、
全く同じことやってるんだから、こういう帰結もまた当然だろうに。
つくづくウヨクとサヨクは頭の構造が同じだねえ。
安倍さんは政治家の中ではかなり好きな部類なんですが、
如何せん応援団が超絶にアホ過ぎ。
安倍さんもまさか、自分が”再チャレンジ”することになるとは思って無かったでしょうが、良いじゃないですか。
是非もう一回り大きくなって帰ってきて欲しいです。
8月11日の朝日新聞の朝刊に蓑豊サザビーズ北米本社副社長のインタビューが載ってた。
(前略)
―例えばどんなところが
まず館長がだめだね。
―ご自身も館長でしたよ。
だから言いたいんだ。館長は美術館を経営する責任者なのに、名誉職になっていて、たいてい大学の先生を辞めて来る。週に2,3日だけ来て、館長室で論文を書いている人、いるよね。(後略)
―学芸員からもっと館長に、ということですか。
それが、学芸員もね、20代後半で「先生、先生」と持ち上げられて、勘違いする人が増えてきたよね。(中略)
税金で美術館が成り立っているのを忘れ、独りよがりな展覧会を企画し、観客を遠ざけている学芸員もいる。(後略)
―今の米国から、日本はどのように見えますか。
まずいよ。日本語なんてニューヨークでだれも勉強していない。中国やインドの話ばかりでね。アジアでの存在感を急速に失っている。もう、経済ではなくて、文化立国を目指し、急いで文化省をつくろうよ。それも東京ではなくて関西に。京都か奈良だね。世界に誇る文化の宝庫なんだから。

 蓑さんが初代館長だった金沢21世紀美術館は、04年の開館から2年間で300万人以上の入館者を迎えた。(中略)
 96年から館長を務めた大阪市立美術館では、00年のフェルメール展約60万人という最高の動員を記録した。(以上紙面より)



フェルメール展行きましたよ。絵心全くないのに、西村由紀江さんが宣伝してたのに釣られてね。其の時買った本は今でも手元にある(左)。
自分から行った展覧会というと、記憶にあるのはこれと大丸梅田でやってたロバート・キャパ展だけですね。確かすげー並んだけど、やっぱ大ヒットしてたんだねえ。まあ僕みたいなのまで釣られるくらいだからなあ。



今日まで仕事でした。明日から連休。石にかじりついても8連休するぞ。呼び出しには絶対応じない。

第三帝国熱が下がらない。このまま煉獄に落ちるのか・・・・とりあえず今、『権力のネメシス』読んでますが、以後は最近使ってない図書館でも活用するかな。
李登輝前総統が来日された。回を重ねるごとに騒ぎは小さくなっているように思う。まあ、中共が因縁を付けて来るのはまだ分かるが、嬉々としてそのお先棒を担ぐ御注進メディアには呆れる。ターザン山本もびっくりのマッチポンプっぷりだ。ネオコンの先棒を担いでイラク戦争の旗を振った連中と並び、醜悪としか言いようがない。
ところで、李登輝さんの軍歴についてはわからんことが多い。Wikiには千葉の高射砲隊に居たと書いてある。私自身は、名古屋に居たというのを本で読んだ記憶がある。そのとき第10軍に居たと書いてあったが、これはご本人の思い違いか、編者のミスだろう。この当時日本には第10軍という部隊はない。恐らく、これはあまり私も自信がないが、所属していた中部軍が第10部隊という秘匿名を使ってたのではないか。若しくは台湾に司令部を置く第10方面軍とごっちゃにしたのか。
まあとにかく李登輝さんには長生きしていただき、何度でも日本を訪れていただきたい。私は中国本土の分裂を夢見る程馬鹿ではないが、台湾に関しては完全な別の国だろう。少なくとも中共による一党独裁が続く間、統一はない、ない。




ところで話は全然変わるが、最近買った本とCDについて。


最近はやりのキーワード「インテリジェンス」。著者は若手の防衛研究所戦史部教官の小谷賢氏。日本軍の諜報能力は言われているほど悪くないよ、それを全然いかせなかった作戦部が駄目なんだよ、という戦後情報系の元将校たちが主張してきたことに沿った内容。しかしセクショナリズム、今でも全然改善されてないだろ。

買う本(古書込み)の冊数と買うCDの枚数がすっかり逆転してもう何年になるか。最近買ったのはマニックスの新譜とNINの新譜。感受性は20世紀に置いてきました。Your Love Alone Is Not Enough が妙に心に沁みる。21世紀版Little Baby Nothing だね(超適当)。次はの楽しみはVelvet Revolver の新譜。これは21世紀のバンドだぞ(中の人はおもっくそ20世紀だけど)。

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