近衛読書中隊

挙措において簡素 言語において細心 熱狂において慎重 絶望において堅忍  

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またはヴァルキリー。
このブログでも何度か取り上げてきた映画ですが、先だっての土曜日に、梅田のナビオTOHOで見てきました。ちょっと前にオペレーション・ワルキューレを見ていただけに、何か同じ映画を見ているような気分に陥りました。それだけ教科書的内容で、奇をてらったとこもないということで、公開二(?)日目にして客席はガラガラ。でもそんなに難しい話でもないし、気軽に見に行ってほしいですね。
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昨日になるが、録画していた『日本のいちばん長い日』を見た。2時間半だが最後までだれることなく素晴らしいと思った。ご遺族からすればまた別の感慨もあるだろうけど、私は椎崎畑中コンビの演技は良かったと思う。特に最後の馬とサイドカーで駆けるシーン。さすがに天本英世の佐々木大尉はやりすぎちゃうかと思ったけど。

さてそういうわけで寝る前に飯尾憲士氏の『自決』を読み直したわけなのだけど、その中でこれまであまり気に留めていなかった一節があった。若林少尉の本にも出てきた益田中佐は、航空士官学校の教官だったため、『自決』にも登場するのだが、彼が熱心に信奉していた法華宗派は、平泉学派と激しく対立していたのだとか。平泉学派と言えば、竹下正彦中佐井田正孝中佐も、椎崎中佐、畑中少佐もそうだった。

ところで飯尾氏は、森師団長殺害の場面の黒田大尉(上原大尉と窪田少佐のミックス)なる人物の狂態について

畑中少佐に扮した中年の俳優が構えた拳銃が火を吐き、上原大尉に扮した若い俳優が軍刀を抜きはなって斬りかかる。頬骨の張った陰険なメイキャップに私は眉をひそめたが、キャッ!とか、ギャッ!とかヒステリックな叫びをあげて斬りかかった演技をみて、私のほうが悲鳴をあげそうになったのである。上原重太郎とは似もつかぬ暴れかたであった。

としきりに嘆いておられるが、黒沢年男はまだこのとき全然若手だろうし、年だけなら風車の弥七の方が上なんじゃないかと思う。まあどうでもいいこっちゃけど。

  
また子供が殺された。ニュースは絶え間なく、陰惨な事件を伝える。下手人が親とか近しい人間の場合は、大体捕まっているようだが、赤の他人系の犯罪はどうか。この未解決事件のリストを見てると、何か全然捕まってないような気すらしてくる。
光市の事件の論告求刑が終わった。
犯罪の被害者やその遺族というのは確かに、拉致被害者の人々なんかと同じく、社会からほぼ放置されてきた(加害者もサカキバラのような例外を除けば放置されてるが)。政権与党は勿論、リベラルもこの点は同罪だろう。今のリベラルは、自分たちの既得権を守ることしか頭にない。自民党の道路族なんかと何が違うのか。既存リベラルへの失望は、若者の貧困問題を訴える赤木智弘さんなども書いておられる。今やこの国を二つに分けるのは、右左ではなく、南北(持つものと持たざるもの)か。
ネット上では本村氏を支持する人も居れば叩く人もいるが、どっちも好き嫌いの感情論からは一歩も出ていない。本村氏は賢明だからそういうことはしないが、仮に彼がどちらかに偏した政治的発言でもすれば、この支持不支持の勢力図は一変するだろう。しかしこんなご時勢に、死刑廃止を訴えるなら、アカぬけした案(by山下奉文)ぐらい示すべきでは?被害者遺族を叩くなど筋違いも甚だしい。


で、本題。トム・クルーズの映画”Valkyrie”の続報。

上の写真、向かって左立っている背広がゲルデラー(Carl Goerdeler)、座っている軍服は左からメルツ・フォン・クヴィルンハイム(Albrecht Riter Merz von Quirnheim)にオルブリヒト(Friedrich Olbricht)。中央アイパッチがシュタウフェンベルク(Claus Schenk Graf von Stauffenberg)でその右がルードヴィッヒ・ベック(Ludwig Beck)。右端座っているのがヴィッツレーヴェン(Erwin von Witzleben)で、立っている軍服がトレスコウ(Henning von Tresckow)だそうだ。デイリーメール
ゲルデラーはこの中では唯一の文民。キャストはKEVIN McNally。予備軍副司令官兼兵務局長オルブリヒト歩兵大将はBILL Nighy。予備軍参謀クヴィルンハイム大佐はChristian Berkel(ドイツ人)。元陸軍参謀総長ベックはTERENCE Stamp。ヴィッツレーヴェン元帥はDAVID Schofield。トレスコウ少将はKENNETH Branagh。大分出揃ってきたね。後はヘフテンか。彼の最期は恐らく映画のクライマックスだろう。

下の写真は鎮圧に当たるレーマー?



撮影はどうやらベンドラーブロックを使用して行われるようだ。ドイツ政府もトムへの方針を変更したらしい。下のリンク先でメイキングが見れる。
http://www.aintitcool.com/node/34317
カチンの森の虐殺事件が、ポーランドのアンジェイ・ワイダ(Andrzej Wajda)監督により映画化されたそうだ(朝日新聞平成19年10月14日”ひと”欄より)。カチンの森ではウン千からウン万のポーランド将兵が、ソ連に殺害された。しかし長い間それはドイツの仕業とされ、ポーランドの歴史教科書にもそう書かれてきた。監督の父も軍人で、カチンで殺されたそうだ。以下紙面より

映画「カチン」はソ連とナチスドイツに翻弄されたポーランドの悲劇を描いた。戦後も89年までの共産主義時代はソ連の主張で、ナチスの仕業だと信じなければならなかった。教科書も公文書も「カチンのうそ」に塗り固められた。


「事実を伝えられるのは私の世代までかも。父母も評価してくれるだろう」


ナチスドイツ占領下時代に開かれた日本美術展に感銘。芸術の世界に向かうきっかけとなった。スケッチの腕は個展を開くほどだ。人間の無残さを描いた今作品でも、絵コンテの美しさは際立つ。



問題はこれが日本で何館で公開されるかだ。頼むぜホント。
2日前になりますが、仕事が速く終わったので、梅田のシネリーブルで見てきました。しかしあそこ滅茶苦茶入ってますね。7時半の回を見ようと5分前くらいに行ったら、平日なのに満席。週の真ん中水曜日!どころかまだ火曜なのに、思わず「それじゃレイトショーで」と言っちゃいました。
エヴァじゃなくてヱヴァンゲリオンなんですね。今更エヴァも無いだろうとい思ってましたが、あんまり評判が良いのでつい。浅ーいオタの僕としてはかなり満足の内容でした。つうかかなり中毒性がありますね、これ。もっかい見に行きたいかも。このクオリティが後2作だか3作だか続いたとしたら、凄いと思いますが、さすがにそれは難しいかな。シンゾウ君は逃げ出しちゃいましたけど、シンジ君はどうなるかな。
本日、十三の第七藝術劇場にて「TOKKO」を見て参りました。
こういうニュースが流れてたのをご覧になった方も多いと思いますが、中身の日米比は9対1くらいで圧倒的に日本の話です。動く関大尉など、珍しい映像も使われており、非常にすばらしい出来上がりとなってます。
4人の元特攻隊員のうちの1人、浜園重義さんが、出撃時の別れの酒を徳利ごと飲み干したという話が印象に残りました。
上映館も少なく、なかなか難しいとは思いますが、チャンスがあれば、是非見ていただきたい。

上映劇場リスト
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